【製版・データ】プリントサイズの決め方

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オリジナルウェアをシルクスクリーンで制作する際には
①まずはどの素材で作るか
②どのくらいの生地の厚さで作るか
③どの色のカラーでどのサイズで作るか
④どんなデザイン・プリントカラーにするか
⑤Tシャツのどの位置にプリントするか

を順次決めていきます。

今回は④のその中でもどのサイズで作るかに焦点を当てて記事を書いてみようと思います。

プリント位置と一緒に決めなければいけないプリントサイズや印刷するデザインによって大きく見せた方がいいもの、小さく見せた方がいいものが存在しますが、前提としてプリントサイズは明確な正解がなく制作をする方の感性や好みによる場合が大きいです。
デザインサイズ実写
・プリントの当てはめ
STARINKではお客様から入稿していただいたデザインと記入用テンプレートを元に仕上がりイメージを平置きの絵型で制作することも可能です。
ですがあくまでも平置きの絵型で1番失敗しないプリントサイズの決め方は、プリントを入れる位置に直接メジャーや定規などを当てながら決めることです。
デザインをプリントしたい実寸サイズで用紙にプリントアウトし、胸や背中などに直接当てて見るとさらに分かりやすくなります。

ここで重要なのはメジャーや定規、プリントアウトしたデザインを平置きではなく、実際に着用した状態で当ててみることです。 平置きの状態と実際に着用した状態では見えている身幅感が変わる為です。
違ボディサイズ、同デザインサイズ_アートボード 1
・ウェアサイズとデザインサイズ またシルクスクリーンというプリント方法は版(型)を作りインクを刷る印刷方法のため、同じ版を使用して印刷する限りどのサイズのウェアにも同じデザインがプリントされます。 大きいウェアサイズに合わせてデザインも大きくして作成した版は、小さいウェアサイズにはプリントすることができません。 それは縫製の凹凸に沿ってインクが溜まる箇所ができたり、逆にインクが乗らない箇所ができるので、あまり美しくない仕上がりになってしまうためです。
同ボディサイズ、違デザインサイズ_アートボード 1

そのため制作するウェアのサイズにばらつきがある場合、対処法として中間のボディサイズでデザインを当てはめてみる事を推奨しております。
印刷できない、サイズが合わない等のリスクを減らすことができます。

・おわりに
地域のイベント用Tシャツ、ダンスチームでの衣装用Tシャツ、イベント内での記念Tシャツ、学校の行事用Tシャツなど子供サイズから大人サイズまで幅広くオリジナルウェアを制作する機会があると思います。 納得いくプリントサイズやプリント位置で制作できるようご尽力いたします。 お気軽に starinklab@gmail.com もしくはWEBサイトよりお問い合わせください。

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